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将来自分のお店を持ちたい人の「飲食店経営 Q&A」

飲食業界で働く方の多くが目標にする「独立開業」。独立すると決めてから実際経営に至る中で起こる問題を質疑応答形式でお答えします。

飲食業界で働く方の多くが目標にする「独立開業」。
独立すると決めてから実際経営に至る中で起こる問題を質疑応答形式でお答えします。

現金不足が頻発しています。従業員を疑いたくありませんが、どうすればよいでしょうか?

レジの現金が不足していましたが、店長からの報告もなく、そのまま放置されていました。
決算期に税理士から指摘されて初めて発覚しました。犯人を特定した方が良いのでしょうか、また防止策は?(カフェ経営/35才/女性)

速やかに原因特定して、緊急処置を講じる必要があります。
ただし、大騒ぎするのではなく、あくまでも穏便に進めてください。

  • (1)従業員全員に告知
    従業員との信頼関係を壊すのではと心配して、うやむやにする経営者もいますが、見逃すとエスカレートする可能性が高いため、必ず告知すること。
    不正に気づいていることと、絶対に許されない行為であることを理解させる。
  • (2)現金不足の発生時間帯や曜日などの調査
    現金不足が発生している日時を調べ、シフト表と突き合わせる。
    全員と面談し、可能性のある従業員にそれとなく確認する。また、他の従業員に知っていることがないかを聞く。
現金不足が頻発しています。従業員を疑いたくありませんが、どうすればよいでしょうか?
  • (3)不正には厳罰をもって対処する
    犯人特定できたら猛省を促す。
    注意しても不正が治らないようであれば、辞職してもらう(解雇も検討)。
  • (4)現金管理のルールを徹底
    伝票に通し番号で取引ごとに売上と伝票をチェックできるようにする。
    レジ管理者を複数指名し、相互チェック機能を持たせる。
    自分自身が意識的に現金管理に注意を向ける。
  • 実は、こうした従業員の金銭着服は、経営者の意識とも関連している場合があります。 経営者自身がレジから金銭を持ち出すようなことを繰り返していると、
    それを見ていた従業員のモラル低下を引き起こすからです。 決算期までわからなかったとは言語道断、経営者自身が日頃から金銭管理を厳しく行うことが必要です。 不正には厳しい態度で臨むことは必要ですが、盗難が起こらない仕組みとその管理や万が一の際の対応策を整備しておくことが肝要です。

現金不足が頻発しています。従業員を疑いたくありませんが、どうすればよいでしょうか?

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