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将来自分のお店を持ちたい人の「飲食店経営 Q&A」

飲食業界で働く方の多くが目標にする「独立開業」。独立すると決めてから実際経営に至る中で起こる問題を質疑応答形式でお答えします。

飲食業界で働く方の多くが目標にする「独立開業」。
独立すると決めてから実際経営に至る中で起こる問題を質疑応答形式でお答えします。

SNSの利用方法や意味がよくわかりません。必須なのでしょうか?

インターネットや販売促進について考えるのは苦手ですし、そのための予算もありません。お客様はなかなか増えませんが料理には自信があるので、既存顧客の口コミを期待するだけではいけませんか?(ビストロ店主/男性/35才)

ネット検索の時代、そこに情報がなければ存在しないのと同じだ!

多くの人々は、「今日は何を食べようかな」「このエリアの人気店は」「接待はどこに行こうか」など、飲食店を探す際にインターネットの検索サービスを利用します。したがって、この「ネット社会」において「ネット上で検索できない」「ネット上で認知されない」ということは、「リアルな世界でも存在していない」ことと同意です。少なくとも、興味のある食べ物や会食の場所を「ネット検索する人々」にとっては紛れもない事実です。そこで、まずは以下のように考えてみましょう。

  • (1)リアル店舗の情報発信する「放送局」を開局!
    「フェイスブック」や「インスタグラム」は、まるでお店のための「放送局」のように、写真や動画を簡単に配信できます(そして無料です!)。例えば、毎日オススメの料理やお客様がお楽しみいただいている様子をニュースのように投稿します。まずは、自ら継続発信する仕組みを用意してください。
顧客のクチコミ=評価を得るためには、顧客満足を高めることが最も重要です。お店の放送局(インターネット)はあくまでツール、徹底的にお店の魅力を磨き上げてください。
  • (2)放送局の「記者」=伝道師を育成
    お客様は自らの経験を誰かに紹介したい衝動に駆られ、その情報を拡散、自慢、評価されたいという心理から「フェイスブック」「インスタグラム」などに投稿します(クチコミ)。その際には、自分で撮影した写真やコメント、店名やお店の位置情報など、お店を識別する情報を含めて投稿してくれます。さらに、お店のフェイスブックやインスタグラムのページのリンク先も併記してくれることも。興味深い経験が多いほど、まるで放送局の「記者」のようにどんどん記事を投稿してくれます。これにより、そのお客様の投稿を見た第三者がその記事内容や付記されている情報をたどり、お店の情報にアクセスするのです。もちろん、お店独自の情報発信は最も重要です。
  • (3)放送局の「視聴者」=ファン(見込み客)を育成
    その放送局から発信(投稿)される情報が有益だと思うと、それを見た人々は「いいね!」という好感度や高評価を表す足跡をつけてくれます。この「視聴者」をどのくらい増やすかで、情報の拡散度合いが決まります。無名のアーティストのコミカルな楽曲が世界中を席巻したことは記憶に新しいでしょう。「視聴者」が増えると一気に認知が広がります。

このように、「放送局」を開局し、「記者」が体験記事を投稿して「視聴者」がそれを楽しみ拡散することで、多くの人々の目に触れ、その結果お店に足がむくという仕組みが出来上がります。現代において、インターネットに存在するということは、認知⇒興味⇒集客⇒業績向上の構造=繁盛店を作るために必要不可欠なことの一つと言えるでしょう。

顧客のクチコミ=評価を得るためには、顧客満足を高めることが最も重要です。お店の放送局(インターネット)はあくまでツール、徹底的にお店の魅力を磨き上げてください。

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