面接の場では、短い時間で相手を知るため、また当店を知ってもらうため、色々な質問をします。当然、応募してきた理由=志望動機の比重は大きいですね。応募理由の良し悪しよりも、正直に言っているかが重要だと思います。飲食店全店で通用するような志望動機や「今までの経験を活かしたいので～」は、決して良い志望動機とは思いませんよ。それよりも本当の理由を、あなたの言葉で伝えてください。それに勝る志望動機はないと思うので。

つい先日採用した彼は、ラーメン店での店長経験を持つ経験豊富な方です。私よりも年上ではあったのですが、年令の上下を意識させず真面目な人柄なので、私やお店の既存スタッフとも上手くやっていけそうだな、と思ったのが採用理由です。店長を務めていただけのことはあり、新しい環境での順応も早いです。将来は、私同様、独立を目標にしているようなので、できる限りのバックアップをしてあげたいですね。

まずこの2つに当てはまる人は、採用できません。面接中に私が下手にでていると、急に“タメ口”になる人なども時々いらっしゃいます。また仮に能力が高くても人間性が低ければ、当然NGです。また覇気のない人や負のオーラをまとっている人も採用できません。キツイ言い方ですが、そういった方が職場にいるとグチや不平不満が多くなり、お店の雰囲気まで悪くなってしまうからです。