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独立を実現させる“ウェブ”アカデミー

第15回お題 なぜ、水道料金を下げないのでしょうか? 今回の経費削減シリーズは、水道料金にフォーカスします。電気と同様に節約(節水)した方が良いのは判っているのですが、どうやってやればよいか…基本的な節水方法をご紹介します。

第15回お題

なぜ、水道料金を下げないのでしょうか?

今回の経費削減シリーズは、水道料金にフォーカスします。電気と同様に節約(節水)した方が良いのは判っているのですが、どうやってやればよいか…基本的な節水方法をご紹介します。

水道料は使う程高くなる?

水道料は「従量制」といって、使用料が増える程1m³当りの単価が高くなるように設定されています。たくさん使う程損する?と言う人がいるのはそのためです(市町村により違います)。

誰もができる節水

水道光熱費は売上高の3%から7%を占める経費です。水道光熱費は経費の低減とQSCの向上を両立させられ、しかも誰でも簡単に実施できるので是非実践してもらいたいと思います。

(1)「節水」『水を大切に!』などの張り紙をする

えっ、そんなこと…と思うでしょうが、コレが意外に効き目があります。まずは、従業員の心構えから変えることが重要です。

(2)小さな蛇口を利用する

清涼飲料水やドレッシング・調味料など、飲み口を広げたことで売上が大幅に上がった事例はご存知でしょう。見方を変えれば、蛇口が小さくなればそれだけで節水効果が生まれるということです。特に水の利用方法が「洗う」「冷やす」と言う飲料以外の場合には、その効果は顕著です。

(3)節水道具を利用する

東京都水道局で開発した、水の流出水量を調節することにより節水ができる「節水コマ」というものがあります。洗面、手洗い、台所のように流し洗いをするところで効果的です。蛇口の開度によっては最大50%の節水効果があります。但し、給湯用の蛇口は、すでに流量調整されていますので、節水コマの取付けは必要ありません。また、近年普及してきたレバー式水栓は、残念ながら構造上取り付けることができません。その他にもトイレタンクの水を節約する設備や様々な道具が沢山あるようです。特にトイレタンクの水はその調整により水圧を変えずに水量を減らす工夫が色々とあり、節水に効果的であると言われています。

(4)減免制度を利用する※東京都の場合

水道料金の減免対象となる事業は意外と多く、申請すれば減免10%~を受けられるため、減免対象の事業主は積極的に活用してください。

パン製造小売業/クリーニング業/魚介類小売業/豆腐製造小売業/日本そば店/中華そば店/野菜小売業/かまぼこ水産加工業/こんにゃく製造業/民生食堂・大衆食堂/食肉小売業/大衆すし店/あん類製造業/めん類製造業/ソース製造業/つけ物製造業/そうざい製造業/つくだ煮製造業/ハム・ソーセージ製造業/水産物仲卸業/簡易宿所営業等/理容業/美容業

【減免内容】下水道料金
1月当たり51m³から200m³までの水量1m³につき5円を乗じて得た額に100分の105を乗じて得た料金

(5)「見える化!」メーター検診結果を毎月グラフで張り出す

毎月、水道メーターの検診結果を表やグラフで見える化すると標準値が判ると同時に、上記の(1)~(4)を実施した結果が現れ水道使用料や料金が削減することが如実に判ります。または、標準値を超えた場合は異常値としてアラームが鳴ったようにその原因を探り、翌月以降はそれに留意するようになります。


いかがでしょうか…このように、様々な手法で節水にチャレンジできます。今日できることから始めてみませんか?水は限られた資源です。大切に使いましょう!

一般飲食店における省エネルギー実施要領
(一般飲食店省エネルギー実施要領作成検討委員会名簿/エネルギー庁)

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